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  • 2018.10.05

    9月28日 横浜雙葉小学校 親子芸術鑑賞会

    THEこども寄席出張公演

    今回は横浜雙葉小学校の親子芸術鑑賞会としてよんでいただきました。しかも、通常、低学年と高学年にわけて開催する落語会を、低学年に高学年の鑑賞態度をしっかり見せたいという学校の意向から1公演にまとめられたこともあり、お囃子さんを連れ、太鼓あり、笛ありの、ちょっと豪勢な一座としての公演となりました。


    最初に柳亭こみちさんによる落語解説があってから、開口一番は前座、柳家あお馬さんにより「寿限無」。このあお馬さん、こみちさんの推薦だったのですが、まぁ、注目というか人気の前座さんというだけあって、落語もうまい!!正直、前座さんレベルではありませんでした。もちろん、子どもたちも寿限無の早口のくだりには大いにうけていました。


    続いて、柳亭こみちさんいよる「狸賽子」。解説をして下さった楽しいお姉さんが落語も披露してくれた驚きもあってか、とにかくよく笑ってくれました。やはり親しみのある落語家さんが登場したこともあり、聞いてくれる気持ちにも高まったような感じがしました。


    続いては色物。鏡味仙成さんと仙志郎さんによる江戸太神楽。こちらは技が披露される度に大歓声と割れんばかりの拍手がおこりました。いつもは一人で行われることが多い太神楽も二人でやると厚みが増します。できる技も増えて、子どもたちも瞬きをすることを忘れたように見入っていました。


    (会場は1000名が収容できる、とても素敵な講堂でした)


    最後の締めは古今亭文菊師匠。先日のこども寄席ではやろうとしてできなかった古典落語「死神」を披露。先ほどの狸賽とは一変、おもしろい以上に差し迫るような緊張感に、子どもたちも最初はどうしていいのかわからないような様子。でも、本当にじっくり聞き入ってくれていました。要所要所で笑いも起こり、最後のオチには動揺をかくせないようなどよめきも。落語の幅も楽しんで頂けて何よりの会となりました。

    それにしても、お囃子さんがいる会場はいいものです。これからはできるだけ生にこだわりたいものです。

    カテゴリ:出演者情報
    comments(0) | Trackbacks (0) | by childeye

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