THEこども寄席vol.44
落語/柳家緑太
色物/柳貴家雪乃介
落語/林家彦いち
THEこども寄席vol.44
落語/柳家緑太
色物/柳貴家雪乃介
落語/林家彦いち
THEこども寄席vol.43
落語/立川吉笑
色物/林家正楽
落語/立川談笑
THEこども寄席vol.42
落語/春風亭昇也
色物/できたくん
落語/古今亭文菊
THEこども寄席vol.41
落語/古今亭始
色物/林家正楽
落語/三遊亭兼好
THEこども寄席vol.39
こじゃず/こじゃずバンド×蓬莱規子
落語/三遊亭わん丈
THEこども寄席vol.38
落語/春風亭正太郎
色物/ストレート松浦
落語/林家木久蔵
THEこども寄席vol.37
落語/立川笑二
色物/三増紋之助
落語/立川晴の輔
THEこども寄席vol.36
落語/桂宮治
色物/おじゃるず
落語/春風亭昇々
THEこども寄席vol.35
落語/柳家緑君
色物/林家正楽
落語/柳家花緑
THEこども寄席vol.34
落語/春風亭朝之助
色物/ゼロコ
落語/古今亭文菊
THEこども寄席vol.28
落語/入船亭小辰
色物/おしどり(針金×アコーディオン)
落語/三遊亭兼好
THEこども寄席vol.27
落語/春風亭昇也
色物/のだゆき(ピアニカ)
落語/古今亭文菊
THEこども寄席vol.26
落語/春風亭一蔵
色物/三増紋之助(江戸曲独楽)
落語/林家木久蔵
THEこども寄席vol.24②
落語/春風亭正太郎
色物/ストレート松浦(ジャグリング)
漫才/笑福亭瓶二
THEこども寄席vol.24①
落語/柳亭こみち
色物/りずむらいす(ジャグリング)
漫才/ホンキートンク
THEこども寄席vol.23
落語/古今亭駒次
色物/遠峰あこ(アコーディオン)
落語/古今亭文菊
THEこども寄席vol.21
色物/三増れ紋(江戸曲独楽)
色物/チャンキー松本(似顔絵紙切り&紙芝居)
唄/西尾賢(sobobuki)
THEこども寄席vol.20
落語/春風亭百栄
色物/ストレート松浦(ジャグリング)
THEこども寄席vol.19
30日
落語/春風亭一蔵
色物/林家正楽(紙切り)
漫才/宮田陽・昇師匠
31日
講談/神田松之丞
色物/めおと楽団ジキジキ(ギター・ピアニカほか)
落語/立川晴の輔
両日
あめ細工/五十嵐俊介
前座/誕生獅子保存会のみなさん
THEこども寄席vol.18
講談/神田京子
色物/ストレート松浦(ジャグリング)
落語/五明樓玉の輔
THEこども寄席vol.17
講談/神田松之丞
色物/鏡味味千代(江戸太神楽)
落語/三笑亭夢丸
THEこども寄席vol.16
講談/神田松之丞
色物/三増れ紋(江戸曲独楽)
落語/三遊亭萬橘
THEこども寄席vol.15
10日
誕生獅子保存会
落語/春風亭ぴっかり
色物/江戸家小猫(動物鳴きまね)
11日
誕生獅子保存会
講談/一龍斎貞寿
色物/チャンキー松本
落語/春風亭柳朝
THEこども寄席vol.14
講談/一龍斎貞寿
漫才/ロケット団
落語/五明楼玉の輔
THEこども寄席vol.13
誕生獅子保存会
落語/桂宮治
色物/三増れ紋(江戸曲独楽)
THEこども寄席vol.12
落語/古今亭文菊
色物/江戸家まねき猫(動物鳴き真似)
誕生獅子保存会の皆さん
飴細工師/五十嵐俊介
THEこども寄席vol.11
落語/三笑亭夢吉
色物/丸一菊仙・花仙(江戸太神楽)
誕生獅子保存会の皆さん
飴細工師/五十嵐俊介
THEこども寄席vol.10
落語/春風亭柳朝
色物/林家正楽(紙切り)
THEこども寄席vol.9
落語/立川志の吉(現・晴の輔)
色物/マグナム小林(バイオリン漫談)
誕生獅子保存会の皆さん
飴細工師/五十嵐俊介
THEこども寄席vol.8
落語/三遊亭きつつき(現・三遊亭萬橘)
色物/伊藤夢葉(マジック)
THEこども寄席vol.7
16日
落語/橘家圓太郎
色物/三増れ紋(江戸曲独楽)
17日
落語/春風亭百栄
色物/恩田えり(三味線・お囃子ほか)
両日
あめ細工/五十嵐俊介
誕生獅子保存会のみなさん
THEこども寄席vol.6
落語/五明樓玉の輔
色物/鏡味仙志郎(江戸太神楽)
THEこども寄席vol.5
落語/桃月庵白酒
色物/佃川燕也(佃川流大江戸玉すだれ)
THEこども寄席vol.4
落語/春風亭柳朝
色物/三増紋之助(江戸曲独楽)
あめ細工/五十嵐俊介
東京獅子舞部(現 誕生獅子保存会)のみなさん
THEこども寄席vol.3
2日
落語/春風亭栄助(現 春風亭百栄)
色物/林屋今丸(紙切り
3日
落語/春風亭柳朝
色物/丸一菊仙・花仙(太神楽)
THEこども寄席vol.2
落語/古今亭菊志ん
色物/三増れ紋(江戸曲独楽)
あめ細工/五十嵐俊介
東京獅子舞部(現 誕生獅子保存会)のみなさん
THEこども寄席vol.1
落語/古今亭菊志ん
色物/柳貴家小雪(大神楽)
とにかく盛り上げ上手な駒次さん。子どもたちに「こまちゃーん」と大きな黄色い声援をリクエストするなど、高座と会場の一体感を盛り立てます。お噺のほうは「転失気」(てんしき)。どうして子どもたちはこんなにオシッコやらオナラやら好きなんでしょうねー。ドツボにはまった一席になったようです。
あこさんはそのやわらかな笑顔も伸びやかな歌声も、とにかくすべてが可愛らしい~。そう思うのは私だけではなかったようで。会場は自然と手拍子があがり、子どもたち以上にママさんたちが笑顔になっていました。私のお気に入りは「ぼく、かっぱ巻き」。もう、頭に残ってしょうがないです。こうして気持ちを軽やかにしてくれる色物さんも本当に偉大ですー。
この師匠、こども寄席は2回目の出演なのですが、
前回も一切子どもに向いた演目を選ばない方。その選択基準はなんであるかは不明なのですが、今回は季節が決めてなのか真相は不明ですが、名作・傑作とよばれる「死神」。もう噺の冒頭から背筋がゾワゾワするような期待と緊張感に包まれました。「あら、あんた、何してんの?」というおかみさんのセリフから始まったのですが、子どもたち、このセリフが落語のセリフとは思わずに、師匠が誰かに話しかけていると勘違い。最前列の子ども専用席の子供たちがみな後ろを振り向いて、話しかけられている人物を確認しようとするわけです。
未だかつてこんな状況は見たことがありません。それだけ、師匠のセリフが自然であるという証拠。もう冒頭からぐぐーっと噺に引き込まれていきます。
最後のロウソクのシーンになると、子どもたちはみな頭ひとつ前に出たような様子で食い入るように高座に見入っていました。もちろん、それは大人も同じ。
公演後のアンケートでは、こんなに引き込まれた落語に出会ったことがなかった!という声も多く、さらにはファミリークラブ会員のご家族からも「もう感激しました」という声をいただきました。
駒次さんの軽快な落語と文菊師匠の本格・王道な一席と本当にバランスのとれた、まさに江戸前な公演となりました。