過去の公演-Past Performance-
朝はいささか苦手…とおっしゃっていたにも関わらず、高座にあがるとそのはつらつとしたお声を武器に子どもたちのノリにあわせたメリハリのある落語に、子どもたちの反応の上々。アンケートでも「涙が出るほどおもしろかった」と子どものつたない字で書かれてあったりと、子どもたちの心は鷲掴みされたようです。
「どの方が一番面白かったですか?」という酷な?アンケートのダントツ1位がこの方。この方の技と話芸で一体になった会場の盛り上がりは半端ないものがありました。
とにかく芸のレベルがすごい。固唾をのんで見守るとはまさに彼の芸を見ていたときの子供たちの表情でした。
「子どもにはちょっと難しかったけど、私は満足です」というアンケートのコメントが語っているように、「金明竹」はまさに母の日にちなんだ、会場のママたちのために古典落語を代表する一席をおいしいところだけ披露くださいました。子どもたちのための一席、ママたちのための一席をこんな短い時間で披露くださるのは、まさに木久蔵師匠のやさしさ。本当に盛りだくさんな落語会となりました。