公演レポートReport

  • 2025.08.25

    THEこども寄席2025夏の宴 終了

    THEこども寄席2025夏の宴in豊洲

    【日時】2025年8月2日(土)10時開場 10時30分開演
    【場所】豊洲シビックセンターホール
    【出演】春風亭三朝、三遊亭遊馬(落語)、のだゆき(音楽漫談)

    夏休み真っただ中ということもあり、ほぼ満席のお客様で朝から大賑わい。開場を10分ほど早め、ロビー&ホールへとご案内。こども寄席オリジナル謎解きクイズで頭に汗をかいて頂きました。これは子どもに限らず、大人も同様に頭に汗をかくのがとてもいいんです。親子で悩んでいる姿は本当に尊い!

    【一席目/春風亭三朝・唖の釣り※】
    久しぶりの三朝師匠。禁断の池で鯉を釣る与太郎さんが身振り・手振りで鯉を釣るいきさつを説明するのですが、この身振りと手振りが何ともコミカルなのが三朝師匠ならでは。今ではほぼかけられない話のひとつですが、内容を限りなくソフトにして、時折披露してくれています。※一部掲載に不適切な用語が含まれますが古典落語のタイトルにつき、そのまま掲載致します

    【色物/のだゆき】
    彼女の芸で自然と拍手が出ないことはありません!と断言したくなるほど、子どもたちはその技を目にして、笑顔になって拍手をします。時にはリズムにあわせて自然と歌いだす子も。音楽って本当に素晴らしい~と思わせてくれるステージでした。

    【二席目/三遊亭遊馬・転失気】
    子どもたちの様子と持ち時間を見ての判断か、さくっと明るい一席で〆て下さいました。遊馬師匠の落語はどこかほのぼの&のんびりとしていて、ゆったりした気持ちにさせてくれます。今日も暑さを忘れ、クスクスと笑いのたえない一時となりました。

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  • 2025.06.14

    THEこども寄席2025初夏の宴in横浜 終了

    日時 2025年6月7日(土)
    場所 関内ホール
    時間 開場10時 開演10時半
    出演 春風亭百栄、古今亭伝輔、おしどり

    公演前はお決まりの謎解きタイム

    今年のこども寄席は公演前の時間に家族みんなで知恵を出し合って楽しむ「こども寄席オリジナル謎解きタイム」を実施しています。今回はちょっと難しい問題を加えて、子どもたちはもちろん、大人の方にも頭をひねって頂きました。スタッフがヒントを出すべく歩き回ったり、ちょっと会話も弾んだりして、とても和やかなひと時となりましたー。

    開口一番 古今亭伝輔 ここんていでんすけ

    とにかく明るくフレンドリーな雰囲気のある伝輔さん。何とも気さくで軽やかなトークが心地いいです。今回の演目は「元犬」。なかなかわかりにくオチですが、犬が人間になるだけで子どもたちの想像は広がります~。いい感じに会場があったまっていました。

    色物 おしどり

    このざっくばらんで勢いのあるかけあいは、ご夫婦ならでは。ワイヤーアートを織り交ぜながら、会場の一体感を盛り上げてくれるのがだいご味。今回も会場のみんながロウソクになって、誕生日のママが「ふぅー」と声をあげた瞬間にロウソクが消えるパフォーマンスは最高でした。

    春風亭百栄 しゅんぷうていももえい

    大人だろうが、子どもだろうが、気の抜けたゆる~いマクラは師匠ならでは。演目は「天狗さばき」。こども寄席では百栄師匠しか披露されない演目。じわじわと笑いがひろがる感じがたまりませんでした。

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  • 2025.03.03

    THEこども寄席2025新春特別公演in横浜 終了

    日時  2025年2月24日(月・祝)
    場所  横浜関内ホール 小ホール
    出演  春風亭昇也、三遊亭わん丈(落語)、林家楽一(紙切り)、誕生獅子保存会ほか

    2月末の三連休の最終日に関内ホール小ホールにて開催しました「THEこども寄席2025新春公演in横浜」。春節のお祝いムード真っ只中の横浜での新春公演第二弾となりました。
    誕生獅子保存会により獅子舞演舞の後の開口一番はノリに乗った落語家の一人、三遊亭わん丈師匠。昨年、真打になったばかりとは思えない堂々とした一席。あっという間に「ワンちゃんモード」で会場を大いに盛り上げてくれました。落語は関西ではお馴染みの「動物園」。
    続いて、色物には昨年急逝された紙切りの林家正楽師匠の一番弟子にあたる林家楽一さんが登場。紙を切っている間も、次のリクエストをゲットしようと子どもたちの手が下がらないという有様。「みんな作品を味わって!」と優しい口調での訴えに、素直に応じる子どもたちが可愛くてなりませんでした。
    ラストはこども寄席ではお馴染みの春風亭昇也師匠。子どもたちのパワーにおされないと、スピーディーにテンポアップした「時そば」の一席。子どもたちはもちろん、大人の笑いもしっかり掴んだ締めとなりました。

    公演前のロビーでは、飴細工師の五十嵐俊介さんによる実演&販売と、恒例の間違い探しシートもご用意!たった30分ほどのお時間でしたが、みんな楽しく遊んでくれて、気持ちよさがグッと凝縮した公演前タイムとなりました。
    次に横浜にお伺いするのは6月。きっとまた笑いに来てください。

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  • 2025.03.03

    2025.1.5 THEこども寄席2025新春特別公演 終了

    日時 2025年1月5日(日)
    場所 江戸深川江戸資料館 2F小劇場
    出演 (午前の部)古今亭文菊、春風亭柳枝(落語)、ゼロコ(フィジカルコメディ)、誕生獅子保存会

    通算にして67回目のTHEこども寄席。深川江戸資料館小劇場はいつもお世話になっている馴染みのある会場ですが、新春特別公演を行うのは今回が初めて。新春特別公演といえば公演の前にたっぷり一時間、縁日が催されるのですが、今年はかるた、投扇興、ピースガンの三種類のゲームと間違い探しシートお正月特別バージョンを用意してのお届け。もとrんコンプリートしてくれたお子さんには景品のプレゼント付き!
    そして今年も飴細工師の五十嵐さんによる飴細工販売も行いました。オーダーすれば干支やお気に入りの動物を飴で見事に形作ってくれます。

    公演は誕生獅子保存会さんよる獅子舞で賑々しく幕開け。今年は泣き叫ぶお子さん少なかったような?舞台で舞を披露して頂いた後は客席を練り歩き噛み噛みして下さいました。獅子舞の後は、春風亭柳枝さん(落語)、ゼロコ(フィジカルコメディ)、古今亭文菊さん(午前のみ、落語)、三遊亭萬橘さん(午後代演、落語)にご出演頂き、しっかり古典落語を披露して頂きました。

    午前も午後も会場では大笑いと拍手わき起こり、「えっ!?」と驚いて身を乗り出したり、息を呑む静寂の瞬間もありました。公演前はミニ縁日と間違い探しを堪能し、獅子舞に驚き、落語に笑い、ゼロコのパフォーマンスに微笑み、と…リフレッシュ頂けたはず。

    暮れの頃から風邪やインフルエンザが猛威を奮い、ご予約のお客様にも僅かに急遽のキャンセルがあったものの、ぼぼ満席にて新春特別公演を催すことができました。心より御礼申し上げます。

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  • 2024.03.01

    2024.2.25 THEこども寄席 横浜公演 満員御礼

    THEこども寄席2024新春特別公演in横浜
    ※↑こちらのリンクから公演をまとめたショート動画がご覧になれます

    場所 横浜関内ホール
    日時 2月25日(日)10時半会場 11時開演
    出演 笑福亭べ瓶、三遊亭遊馬(落語)、マスター(ジャグリング)

    公演前にはお正月恒例 飴細工&獅子舞と撮影会


    開演までの30~40分は、お正月恒例の飴細工の実演&販売会を実施。開場すると予約していたご家族が飴細工師の五十嵐さんのまわりに大集合します。1,2分というわずかの時間で作り上げられる飴細工は今ではなかなか見られなくなりました。記念の1本に満足した笑顔も多くみられました。


    そしてご家族一緒に新年の幸を祈願して獅子舞との記念の1枚を撮ることができるコーナーも大人気。ステージで動き回る獅子舞には怖さもあるようですが、撮影は笑顔でできたようです。

    前座 誕生獅子保存会<たんじょうじしほぞんかい>


    こちらもお正月は恒例となりました神戸・生田神社ゆかりの誕生獅子。この獅子舞を東京で長く保存活動している誕生獅子保存会の木藤さんとは、すでに15年以上のお付き合いになります。こども寄席と一緒に伝統文化を次の世代に継承するために頑張っている同志!いつもパワフルな演舞を会場にいるお客様の幸を祈って演舞してくれます。

    一席目 笑福亭べ瓶<しょうふくてい べべ 落語 相撲場風景>


    関西弁の勢いとパワーを存分に生かした、上方ならではのおもしろさを披露してくれたのが笑福亭べ瓶さん。いつも子供たちは落語のストーリーやオチにうける以上に、その所作やしゃべり方、せりふ回しに敏感に反応するのですが、まさにべ瓶さんの落語はツボだったよう。大笑いが絶えない会場となりました。

    色物 マスター<ジャグリング>


    数多くいるストリートパフォーマーの中でも、これほどスキルが高く、完成度の高いステージをみせてくれるジャグラーは本当に稀です。マスターはそうしたプロのお一人。トークはもちろん、その技はすべて難易度が高く、見ている人をぐっと惹きつけてくれます。今日も完璧でした!

    二席目 三遊亭遊馬<さんゆうてい ゆうば 落語 味噌蔵>


    味噌蔵というこのお話、実は17年目を迎えるこども寄席でも初披露。あまり子ども向けにはかからない噺ですが、遊馬師匠がやると、子供たちも立派な観客になり、聞くところはしっかり聞いて、笑うところは笑うといった様子で、周りから見ていると感心しきりでした。大人と変わりないように噺をきかせていても、子どもでもしっかり聞けるように細やかな配慮を欠かさないのはさすが遊馬師匠。アンケートでも子供たちが聞きたい落語家ナンバー1の理由がわかりました。

    カテゴリ:出演者情報

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