過去の公演-Past Performance-

THEこども寄席vol.34

日時
2018年9月2日(日)
場所
深川江戸資料館
出演者
落語/春風亭朝之助
色物/ゼロコ
落語/古今亭文菊
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    [公演前イベント/ハンコワークショップ]

    公演前はこども寄席オリジナルのワークショップである「ハンコワークショップⅡ」を開催。今回のテーマは「お化け」。アイダミツル作の繊細でグロテスクな消しゴムハンコを駆使して、自分なりのお化けの世界を創ってもらいました。ハンコのいいところは、『押したい!』という欲求を満たせること、どんな年齢の子ども(大人)でも楽しめること、そしてここでしか出会うことができないハンコアートであることです。組み合わせのイマジネーションはそれぞれにおまかせ。みんなハンコを選ぶ楽しさはもちろん、自分ならではの世界を模索しながら夢中になって押し続けていました。

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    [一席目/落語(牛ほめ/平林)]

    開口一番は春風亭朝之助さん。この方は笑顔がすこぶる素敵!人の良さが前面に出ています。その上、話し方も歯切れがよく、声だけで気持ちよい気分にさせてくれる落語家さん。子どもたちの反応も上々で、笑い声が絶えない一席となりました。午前と午後で演目を変えてくるあたりもさすがです。

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    [色物/サイレントコメディパフォーマンス]

    マイクも持たず、トークなしのコメディを披露してくれる初登場の「ゼロコ」のお二人。アンケートでも「ゼロコ、最高に楽しかった!」という声が多々寄せられたほど、子どもたちはそのステージに釘付けでした。子どもや大人もステージ上に参加させるなど、会場との一体感も十分!しゃべらなくても終始笑いが絶えない、どこかあたたかさを感じるステージはこのお二人のキャラクターのなせる技なのかもしれません。

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    [二席目/落語(転失気/子ほめ)]

    最後は古今亭文菊さん。師匠、本当にオーラが違います。きっと天皇の前で落語を聞かせたりする噺家になるのではと思ってしまう、高貴で上品な印象がある落語家さんです。アンケートでも頂きましたが、落語って人によってこんなに違う話に聞こえます、という意味でもぜひ文菊さんの落語は聞いて欲しいのです。お腹を抱えるおもしろさというよりは、真の落語のおもしろさを感じることができます。今日は会場の雰囲気によっては「死神」を、と言っていましたが、やはり会場がそれを受け入れる雰囲気になく、午前は「子褒め」午後は「転失気」となりました。子どもたちにわかりやすい噺をという気持ちをお持ちになっているのでしょうけれども、いつもの落語会と変わりない素晴らしい一席でした。

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