過去の公演-Past Performance-
獅子舞を見るだけではなく、実際に体験してもらい、その魅力を堪能してもらおうとスタートした獅子舞体験ワークショップ。安藤さん親子をはじめ、何組かの親子さんが初舞台にむけて猛特訓を重ねました。
今回は開場をブディストホールから第二伝道会館に移しての開催。いつもよりもスペースに余裕のあるロビーでコマ遊びから射的、座布団積みなど、素朴で誰でも楽しめる遊びを存分に楽しんでもらいました。
毎年お正月公演だけ実施する飴細工師・五十嵐俊介氏による実演販売。皆さんのリクエストを聞いて、1本約2~3分程度で作り上げてしまうという、高度な技が求められるとあって見物する人もひっきりなし。
公演の皮切りは誕生獅子保存会の皆さんによる獅子舞。2頭の牡獅子と牝獅子から演舞の途中で子獅子が生まれるという、何回見てもどこからどうやって生まれたのか。マジックのような演舞なのです。
通常のこども寄席なら絵付き落語を1席目にもってくるところが、志の吉さんのたっての希望により、絵なしの素話よりスタート。松竹梅はとてもおめでたい、お正月にふさわしい演目だからぜひ!とのセレクトです。
数多くの色物さんの中でもバイオリンを使って漫談をするというのはかなりレア。いろいろな虫の鳴き声やら日常音を演奏すると子どもたちが大騒ぎに。意外なバイオリンの演奏にお客様も大ウケでした。
最後を締めくくったのは、有名な一席「火焔太鼓」。絵付きとあって、子供たちも集中して聞くことができていたよう。中でも大金を積まれてドギマギする主人の表情と仕草は迫真の演技でした。