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THEこども寄席2021 夏の宴
場所/日本橋社会教育会館
日時/7月17日(土)午前10時開場 10時半開演
出演/柳家緑太、柳亭市童(落語)、ストレート松浦(ジャグリング)
一席目は「子褒め」 柳亭市童(落語)
実はこの一席の前に、今日出演の柳家緑太さんと柳亭市童さんのコンビで創作されている「ラップで落語」という動画を見てもらいました。この二人、古典落語をオリジナルのラップに仕立てて、本人たちの自演自作で創作されています。夏といえばラップ?ということもあり、今回はすでにアマチュアの域を超えつつあるラッパー落語家?である二人の古典落語を聞いて頂くことにしました。
動画の流れから一席目は「子褒め」。市童さんの落語はとてもやさしい、やわらかな響きが持ち味。きっと子どもたちも心地よく落語を聞いてくれたはずです。生まれたばかりの子どもを何とか上手に褒めようと格闘するも、なかなか流暢にはいかないボケた様子にクスクス笑いが止まらない様子でした。
アツイ汗がとまらない!ドキドキ&ワクワク20分 ストレート松浦(ジャグリング)
ストレートさんのジャグリングは本当にたくさんの種類の芸を見せてくれるサービス精神旺盛なのが魅力。ボールはもちろん、中国独楽(ディアボロ)、シガーボックスなど。今回特に盛り上がったのが、8枚の皿を同時に回す「皿回しリレー」と、長い棒を自在に操る「デビルスティック」の2つ。8枚すべてのお皿を回すにはタイムラグが生じるために、最初の皿の回転がだんだんと遅くなってきて…すると会場から「1枚目危ないよ~!!!」とレスキューコールが飛び交う騒ぎに。これで会場に一体感がうまれ、いつも以上の盛り上がりになったのは言うまでもありません。これこそまさにリアルステージの醍醐味!
二席目「初天神」 柳家緑太(落語)
ちょっと季節感はずれる演目ではありますが、こちらもラップで落語からの流れの一席。この初天神という演目、どんな子どもにもウケたいいという印象が強いです。今回も大いに笑って頂きました。特に蜜がたっぷりついた団子をなめるパフォーマンスに、子どもたちの目が釘付けになってました。