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6月3日(日)
THEこども寄席 初夏の宴
場所/深川江戸資料館小劇場
出演/林家彦いち、柳家花いち、おじゃるず
梅雨の前の少し汗ばむ陽気の中、深川江戸資料館小劇場にて開催されました「初夏の宴」。午前・午後ともに200名以上のお客様にご来場頂くことができました。ありがとうございました。
【公演前イベント】はんこワークショップ
「夏のひととき」というテーマのもと、はんこアーティスト・アイダミツル作のオリジナルはんこを思い思いにポストハードに押すというワークショップを開催しました。どの子も自分の感性のままに、さまざまなハンコを自由に押して、何とも芸術的な一枚を生み出していました。ハンコというのは絵を描くのとはまた違い、とにかく気持ちに制約なく、計画もなく、好きに押すという感覚遊びのようなところが大きいのが、とても子どもたちに向いているようでした。出来上がったカードを並べてみると、甲乙つけがたい力作が並びましたが、彦いち賞、花いち賞、おじゃる賞を選んで頂き、表彰させて頂きました。
【落語一席目】柳家花いち 平林(午前)/寿限無(午後)
こんなに面白い若手落語家がいたんですね、と思った方が本当に多かったようです。優しいまなざしで子どもたちに語りかけ、所作の説明にはじまり笑いがはじける小話など、つかみはバッチリ。落語もわかりやすい演目を花いちさんならではのアレンジを加えてとても斬新。寿限無ってこんなに面白い噺でした?というお客様の声も聞かれたほど、子どもたちに大ウケの一席目となりました。
【色物】おじゃるず
この人たちの芸をなんと呼んでいいのかわかりませんが、とにかく面白いんです。トークしかり、太神楽をアレンジしたような曲芸しかり、お客様を巻き込んでのハラハラどきどきのショートステージも、すべておじゃるずエッセンスがたっぷりしみこんだオリジナルのコメディはとにかく愉快でした。コメディステージとして見ても楽しいし、色物曲芸としても見応え十分。おじゃるず、サイコーでした。
【落語二席目】林家彦いち 初天神(午前)/熱血怪談部(午後)
こども寄席で新作落語を披露した落語家さんはこちらの林家彦いち師匠で二人目。どうしても新作は子どもたちの反応は古典ほどよくない記憶が…と思いきや、彦いち師匠は違いました。初天神のウケもすごかったけれど、熱血怪談部は大爆笑の渦という感じ。彦いち師匠の第一印象を生かした熱血な先生役が子どもたちはもちろん、ママやパパにも大ウケ。彦いち師匠の熱の入った一席に、袖で見ていたスタッフも目が釘付けでした。
公演終了後は、ハンコワークショップの表彰と、参加賞として好きなチュッパチャプス1本を贈呈しました。
子どもたちの笑顔いっぱいで無事終了となりました。
※次回は9月2日の秋の宴となります。
先行予約は25日にご案内配信予定です。