THEこども寄席2024新春特別公演in横浜
※↑こちらのリンクから公演をまとめたショート動画がご覧になれます
場所 横浜関内ホール
日時 2月25日(日)10時半会場 11時開演
出演 笑福亭べ瓶、三遊亭遊馬(落語)、マスター(ジャグリング)
公演前にはお正月恒例 飴細工&獅子舞と撮影会
開演までの30~40分は、お正月恒例の飴細工の実演&販売会を実施。開場すると予約していたご家族が飴細工師の五十嵐さんのまわりに大集合します。1,2分というわずかの時間で作り上げられる飴細工は今ではなかなか見られなくなりました。記念の1本に満足した笑顔も多くみられました。
そしてご家族一緒に新年の幸を祈願して獅子舞との記念の1枚を撮ることができるコーナーも大人気。ステージで動き回る獅子舞には怖さもあるようですが、撮影は笑顔でできたようです。
前座 誕生獅子保存会<たんじょうじしほぞんかい>
こちらもお正月は恒例となりました神戸・生田神社ゆかりの誕生獅子。この獅子舞を東京で長く保存活動している誕生獅子保存会の木藤さんとは、すでに15年以上のお付き合いになります。こども寄席と一緒に伝統文化を次の世代に継承するために頑張っている同志!いつもパワフルな演舞を会場にいるお客様の幸を祈って演舞してくれます。
一席目 笑福亭べ瓶<しょうふくてい べべ 落語 相撲場風景>
関西弁の勢いとパワーを存分に生かした、上方ならではのおもしろさを披露してくれたのが笑福亭べ瓶さん。いつも子供たちは落語のストーリーやオチにうける以上に、その所作やしゃべり方、せりふ回しに敏感に反応するのですが、まさにべ瓶さんの落語はツボだったよう。大笑いが絶えない会場となりました。
色物 マスター<ジャグリング>
数多くいるストリートパフォーマーの中でも、これほどスキルが高く、完成度の高いステージをみせてくれるジャグラーは本当に稀です。マスターはそうしたプロのお一人。トークはもちろん、その技はすべて難易度が高く、見ている人をぐっと惹きつけてくれます。今日も完璧でした!
二席目 三遊亭遊馬<さんゆうてい ゆうば 落語 味噌蔵>
味噌蔵というこのお話、実は17年目を迎えるこども寄席でも初披露。あまり子ども向けにはかからない噺ですが、遊馬師匠がやると、子供たちも立派な観客になり、聞くところはしっかり聞いて、笑うところは笑うといった様子で、周りから見ていると感心しきりでした。大人と変わりないように噺をきかせていても、子どもでもしっかり聞けるように細やかな配慮を欠かさないのはさすが遊馬師匠。アンケートでも子供たちが聞きたい落語家ナンバー1の理由がわかりました。