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  • 2018.04.24

    THEこども寄席春の宴 in鎌倉 終了

    THEこども寄席初となる、鎌倉芸術館での開催となりました。いつもよりもこじんまりとした会場で、落語家さんとの距離が近い、とっておきの落語会となりました。

    4月21日(土)11時~、14時半~ 2回公演
    場所/鎌倉芸術館 リハーサル室(100名)
    出演/三遊亭萬橘、柳亭市童(落語)、のだゆき(ピアニカ他)

    <一席目/柳亭市童>

    市童さんは本当に真面目で落ち着きのある落語家さん。ですが、高座に上がると人が変わったように、どこか渋みさえ感じさせる人情味あふれる落語を聞かせてくれます。今日は午前の部で「ろくろっ首」。ろくろっ首という言葉と首がのびるお化けのイメージはあるものの、その物語となると実際には聞いたことがない子どもがほとんどだったようでした。

    <色物/のだゆき>

    のだゆきさんの面白さはその巧みな演奏と、天然系を感じさせるゆったりと抜け感のあるトークです。そして一番最初のサプライズはリアル救急車の音。小学生なら誰でも持っているピアニカひとつでここまで再現できるという驚きのサウンドは何度聞いても感動するもの。さらには子どもたちが思わず口ずさんでしまう「さんぽ」の演奏もあり、子どもたちはもちろん、大人も大満足のひとときとなりました。

    <二席目/三遊亭萬橘>

    これほどライブ感を感じる落語は見られるものではないでしょう、というのが率直な感想。落語教室さながらに、座布団の正面はどこ?と解説をしてみせたかと思いきや、会場の子どもたちの反応に大いに突っ込みを入れ、その会場でしか味わえない笑いを生み出していけるのは、萬橘師匠だからなせる技です。さんざん子どもたちにいじり倒された後に披露した落語は「味噌豆」。味噌豆をほおばる仕草を見ているだけでお腹がすいてきたのは私だけではなかったはず。

    カテゴリ:公演情報
    comments(0) | Trackbacks (0) | by childeye

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