こども寄席は年に何回か大きな出張公演に全国に伺うのですが、今年の第一弾は信州・松本。しかも「まつもと大歌舞伎2018」という、松本市をあげてのビッグイベントの関連公演としてお声かけいただいての開催となりました。とにかく、松本駅に降りてから、街は「まつもと大歌舞伎2018」の旗や幕やのぼりがたち並び、関連公演であるこども寄席もしっかりPRされていて、ちょっと恥ずかしいくらいの気持ちになりました。正直めちゃめちゃ嬉しかったです。
場所は信毎メディアガーデン。こちらは今年の4月に完成したばかりの新しい建物で、建築設計は世界的な建築家・伊東豊雄氏によるもの。本当に素敵な建物で、中に入っているお店も素晴らしい~。地ビールとコーヒーは堪能しましたが、ジビエは食べられなかったです(心残り)。
こちらのコミュニティスペースを利用し、約240席近い席を作り、高座を組んで会場としました。この場所はまつもと市民芸術館の館長でもいらっしゃる串田和美さんがプロデュースされただけに様々な舞台・芸術が披露されることを前提に作られているだけに、本当に素晴らしい会場に早変わりしました。
そこにお越し頂くのは、まさしく若手では最高の落語家と講談師、桂宮治さんと神田松之丞さん。さらに色物に江戸曲独楽の三増紋之助さんを迎えて、誰が見ても最高に楽しい、おもしろい落語会を提供させて頂きました。
一席目/神田松之丞 絵付き講談「違袖の音吉」
いつもは凄みのある親分役が板についている松之丞さんが、やんちゃな子どもを演じるのもまた見物でした。
色物/三増紋之助 江戸曲独楽
もう、この方のステージはあらゆる色物芸の中でも会場との一体感が半端ない。芸のレベルはもちろん、会場の熱気も半端なかったです。
二席目/桂宮治 お菊の皿
なんの落語も器用に、本当に面白くアレンジされる宮治節はこのお菊の皿でも健在でした。
おまけ/ジュニア大喜利
宮治さんの名司会っぷりに、ただ脱帽。笑点の次期司会、決定ですね。
午前・午後ともに会場はほぼ満席で、たくさんの子どもたちの笑顔に出会うことができて、本当に幸せでした。
こども寄席は松本でも十分受け入れられそう。ぜひぜひこれからも伺わせてください!
6月3日(日)
THEこども寄席 初夏の宴
場所/深川江戸資料館小劇場
出演/林家彦いち、柳家花いち、おじゃるず
梅雨の前の少し汗ばむ陽気の中、深川江戸資料館小劇場にて開催されました「初夏の宴」。午前・午後ともに200名以上のお客様にご来場頂くことができました。ありがとうございました。
【公演前イベント】はんこワークショップ
「夏のひととき」というテーマのもと、はんこアーティスト・アイダミツル作のオリジナルはんこを思い思いにポストハードに押すというワークショップを開催しました。どの子も自分の感性のままに、さまざまなハンコを自由に押して、何とも芸術的な一枚を生み出していました。ハンコというのは絵を描くのとはまた違い、とにかく気持ちに制約なく、計画もなく、好きに押すという感覚遊びのようなところが大きいのが、とても子どもたちに向いているようでした。出来上がったカードを並べてみると、甲乙つけがたい力作が並びましたが、彦いち賞、花いち賞、おじゃる賞を選んで頂き、表彰させて頂きました。
【落語一席目】柳家花いち 平林(午前)/寿限無(午後)
こんなに面白い若手落語家がいたんですね、と思った方が本当に多かったようです。優しいまなざしで子どもたちに語りかけ、所作の説明にはじまり笑いがはじける小話など、つかみはバッチリ。落語もわかりやすい演目を花いちさんならではのアレンジを加えてとても斬新。寿限無ってこんなに面白い噺でした?というお客様の声も聞かれたほど、子どもたちに大ウケの一席目となりました。
【色物】おじゃるず
この人たちの芸をなんと呼んでいいのかわかりませんが、とにかく面白いんです。トークしかり、太神楽をアレンジしたような曲芸しかり、お客様を巻き込んでのハラハラどきどきのショートステージも、すべておじゃるずエッセンスがたっぷりしみこんだオリジナルのコメディはとにかく愉快でした。コメディステージとして見ても楽しいし、色物曲芸としても見応え十分。おじゃるず、サイコーでした。
【落語二席目】林家彦いち 初天神(午前)/熱血怪談部(午後)
こども寄席で新作落語を披露した落語家さんはこちらの林家彦いち師匠で二人目。どうしても新作は子どもたちの反応は古典ほどよくない記憶が…と思いきや、彦いち師匠は違いました。初天神のウケもすごかったけれど、熱血怪談部は大爆笑の渦という感じ。彦いち師匠の第一印象を生かした熱血な先生役が子どもたちはもちろん、ママやパパにも大ウケ。彦いち師匠の熱の入った一席に、袖で見ていたスタッフも目が釘付けでした。
公演終了後は、ハンコワークショップの表彰と、参加賞として好きなチュッパチャプス1本を贈呈しました。
子どもたちの笑顔いっぱいで無事終了となりました。
※次回は9月2日の秋の宴となります。
先行予約は25日にご案内配信予定です。
THEこども寄席初となる、鎌倉芸術館での開催となりました。いつもよりもこじんまりとした会場で、落語家さんとの距離が近い、とっておきの落語会となりました。
4月21日(土)11時~、14時半~ 2回公演
場所/鎌倉芸術館 リハーサル室(100名)
出演/三遊亭萬橘、柳亭市童(落語)、のだゆき(ピアニカ他)
<一席目/柳亭市童>
市童さんは本当に真面目で落ち着きのある落語家さん。ですが、高座に上がると人が変わったように、どこか渋みさえ感じさせる人情味あふれる落語を聞かせてくれます。今日は午前の部で「ろくろっ首」。ろくろっ首という言葉と首がのびるお化けのイメージはあるものの、その物語となると実際には聞いたことがない子どもがほとんどだったようでした。
<色物/のだゆき>
のだゆきさんの面白さはその巧みな演奏と、天然系を感じさせるゆったりと抜け感のあるトークです。そして一番最初のサプライズはリアル救急車の音。小学生なら誰でも持っているピアニカひとつでここまで再現できるという驚きのサウンドは何度聞いても感動するもの。さらには子どもたちが思わず口ずさんでしまう「さんぽ」の演奏もあり、子どもたちはもちろん、大人も大満足のひとときとなりました。
<二席目/三遊亭萬橘>
これほどライブ感を感じる落語は見られるものではないでしょう、というのが率直な感想。落語教室さながらに、座布団の正面はどこ?と解説をしてみせたかと思いきや、会場の子どもたちの反応に大いに突っ込みを入れ、その会場でしか味わえない笑いを生み出していけるのは、萬橘師匠だからなせる技です。さんざん子どもたちにいじり倒された後に披露した落語は「味噌豆」。味噌豆をほおばる仕草を見ているだけでお腹がすいてきたのは私だけではなかったはず。
約1年ほど前よりららぽーと各店にて開催しております、鑑賞無料でどなたさまでも落語が楽しめる「みんなの落語会」。現在、ララガーデン春日部、ららぽーと海老名にて開催しておりましたこの落語会が、2月18日より8回連続スペシャルでららぽーと湘南平塚にて開催することになりました。
実はこちらの落語会をディレクションしておりますのが私ども。これまで10年の「THEこども寄席」を通して培った、大人から子どもまで楽しまさせて下さる落語家さんとのつながりを生かしてさらに多くの方に落語を楽しんでいただくべく、尽力しております。
今回のトップバッターは立川晴の輔さん。テレビ神奈川で「キンシオ」という人気番組にレギュラー出演されていることもあり、初回から満席の大賑わい。やはり満席となると噺家さんの心持ちもぐぐっとよくなり、いつも以上に気合いの入った一席を披露くださいました。
さらに3月11日(日)はスペシャルのスペシャル版として林家彦いち師匠が登場。これで無料とは、本当に美味しい限りです。
ちなみに、今回ポスター画を手がけていただいたのはチャンキー松本画伯。すべての落語家を有名浮世絵の一枚に仕立て直しいただき、イラスト化しました。これには、落語家さん皆さんも感動されていて、大いに盛り上がりました。
これからも「みんなの落語会」ぜひご注目ください。
2月17日(土)
日本橋公会堂にて開催しました「THEこども寄席2018新春特別公演」。
午前の部、午後の部ともに、満席に近いお客様を迎えることができました。心より御礼申し上げます。
【公演前イベント】ミニ縁日
射的やピースガン、福笑い、投扇興に独楽回し。小さなブースながらも5~6種類の昔遊びを用意して公演前の1時間、存分に遊んでいただきました。ただ、今回100名以上の子どもたちを迎えるのは初の試みだっただけに、思いがけず大混雑となったブースも多々あり、お客様にはご迷惑をおかけする一面もありました。(猛反省しております)それでも多くの子どもたちがいろいろな表情を見せて真剣に取り組んでくれていたのが印象的でした。やはり一番人気は射的!来年は列を増やします!
【一席目/春風亭昇々】
ポンキッキーズ(2018年3月番組終了)の司会もなさっていたこともあり、子どもたち相手はお手の物、という昇々さん。小話でも、落語でも、子どもたちが喜びそうな部分をオーバーリアクションで演じ、笑いを増幅させているのはさすが。加えて表情豊かなその落語スタイルは、はじめて落語を聞く子どもたちにもインパクト十分でした。
【色物/セ三味ストリート】
こども寄席で「三味線」というのはありそうでなかった出し物。子どもたちに三味線の面白さはまだ難しいのでは?という心配は全く無用でした。セ三味ストリートのお二人の三味線はその音楽のみならず、パフォーマンスの素晴らしさにあるため、子どもたちも大人も大興奮。アンケートでも「あんなに面白い三味線を聞いたのは初めてで感動しました」という声を数多くいただきました。
【二席目/桂文治】
よく通る声で、あかるい表情で、誰にでもわかりやすい落語を披露くださった文治師匠。親子向けの定番の演目「牛ほめ」も文治師匠がやると、どうしてこうも面白くなるものか、本当に不思議なものです。子どもたちにも十分そのおもしろさは伝わっていたようです。普段はほとんどされない、落語のいろは(道具の説明や所作の解説など)も指南いただいて、貴重な一席となりました。
2018年の幕開け落語会は「いろは寄席」でした。
こちらの公演は二子玉のコミュニティクラブたまがわが主催する
親子向けの落語会で、私どもが全面サポートしております。
100名弱のこじんまりとしたスペースで、子どもたちは前のマットに
座って、間近で落語をご覧頂き、さらには公演途中でちょっとした
落語体験もあったり、落語家と一緒に写真撮影ができたりと、
ただ聞くだけではない、ふれあいがいっぱいの落語会となっております。
初回の出演は三笑亭夢丸師匠。夢丸師匠の笑いがたえない落語解説は
子どもたちに大好評。落語はもちろん、小話も連発で
子どもたちの笑い声が絶えない1時間となりました。
次回は5月6日(日)の開催予定。出演は鈴々舎馬るこ師匠です。
今度はどんな落語会となるのか楽しみです。
(いろは寄席のご予約は1ヶ月前よりコミュニティクラブたまがわのホームページにて受付予定です)
2018年新年あけましておめでとうございます。
本年も小学校や幼稚園、保育園をはじめ、いろいろなところで
出張公演に伺いたいと思っております。
ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。
もちろん定期公演も行います。
今のところは2月17日(土)日本橋公会堂での新春特別公演(満員御礼)、
その次は4月21日(土) 鎌倉芸術館(リハーサル室)
6月3日(日)深川江戸資料館 など
夏休み前まではこちらの3本が定期公演として決定しております。
詳細や先行予約などは通常どおり、メルマガにてお知らせいたしますので、
ご興味のある方はこちらからメルマガ登録をお願いいたします。
こちらの定期公演以外では、先日1月7日に開催しました
親子のはじめて落語会「いろは寄席」が二子玉川にて開催いたしました。
こちらは落語のプチ体験付きのアットホームな環境の
落語会となっております。次回は5月6日の開催予定で、
年間を通して数回開催予定です。
こども寄席は落語などの文化&伝統芸能に親しんで頂くことはもちろん、
親子で楽しめるワークショップや遊びを通しての
コミュニケーションを大切にしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
2017年ももうすぐ終了です。
皆様も慌ただしく年末をお過ごしのことと思います。
おかげさまで無事2017年のすべての公演も終わり、
2018年の新春特別公演(2月17日開催)も満席となりました。
※1月7日開催の二子玉で開催の親子向け落語会はまだ少しお席がございますので、
お近くの方、ご興味のある方はぜひこちらをご確認ください。
2018年は2月の新春公演に続き、4月に鎌倉芸術館で、
6月と9月に深川江戸資料館での定期公演開催が決定しております。
2020年の東京オリンピックに向け、日本の伝統芸能が見直され
再度浸透しつつある今、多くの子どもたちやご家族に向けて
そのおもしろさを伝えるべく、活動の幅を広げていきたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて2018年新春公演に関するご案内です===
来年のお問い合わせ(返信)は1月4日より対応させて頂きます。
あらかじめご了承下さい。
なお、先行予約、および予約の方への最終のご案内(予約番号のお知らせ)は
一部の遅延入金の方をのぞき、すべて終了しておりますので、
まだ届いていない方はその旨をメールにてお知らせ下さい。
なお、キャンセル待ちの方へのご案内は1月15日頃からできそうです。
今のところ15、16組ほどのお客様をご案内できる予定です。
しばしお待ち下さいませ。
まだ9月になったばかりというのに、すっかり秋の空という好天の日曜日。
深川江戸資料館2階の小劇場でTHEこども寄席秋の宴を開催いたしました。
本当に満員御礼のお客様で心より感謝、感謝でございました。
■公演前……はんこワークショップpart02
本日は久々の絵付き公演ということもあり、ステージのセッティングにいささか時間がかかっている中、
なんとか9時45分には会場。ホール内にご案内できるのが少し遅れてしまったものの、
そこをうまくはんこワークショップでフォローさせていただきました。
前回part1では、布にハンコを押す、というややハードルの高いはんこ押しでしたが、
今回はカードに押すということで、より多くのお子様たちがトライしてもらえたよう。
はんこって思っている以上に綺麗に押すことにはワザが必要で。
回を重ねることでもっとキレイに楽しく押すことができればいいなーと思うのでした。
■開口一番・一席目/入船亭小辰 「松山鏡」絵付き
久々の絵付き演目でした。やはりわかりやすさが増すのか、会場はとても落ち着いて
落語を楽しんでいる様子で、本当にいい雰囲気でした。
小辰さんはどちらかというと、勢いにのってアツく落語をなさるのではなく
クールに淡々と落語を聞かせる、まさに職人的な落語家さんですが、
子どもたちもしっかりそのおもしろさ、伝わっていたようでした。
■色物 おしどり
おしどりさんの時間は本当に穏やかな笑いと心地よい空気に包まれていたようでした。
とにかく針金アートに驚き、マコさんの愛情あふれるつっこみに微笑み、アコーディオンにうっとりし、
ずっとゆるやかに口角が上がっていたというか、楽しいひとときだったと思います。
アンケートにも「おしどりさんサイコーでした」という感想があったように
マコさんのリズミカルなアコーディオンとケンさんのにこやかな笑顔に
心が躍りましたー。また見たい!!
■二席目/三遊亭兼好 「蛇含草」
楽屋にご挨拶させていただいたときも、本当に穏やかににこやかに
対応くださった兼好師匠。高座にあがっても軽やかなトーク、にこやかな笑顔は
そのままで、師匠の所作だけで笑いがとまらなくなるお客さまもちらほら。
このリズミカルな話のテンポ、場の空気をしっかり感じて間違いの無いトークを
投げることができるのは兼好師匠ならではなのでしょう。
選んだ演目が「蛇含草」。このお餅を食べるシーンがとにかく面白い。
まんじゅう怖いなんてもんではなく笑えました。話のおもしろさ以上に
所作と動きで魅せた演目といっても過言ではないかと思います。
アンケートにも「兼好師匠、期待どおりでした」という声が数多くよせられました。
本当に素晴らしい一席となりました。
THEこども寄席2017 夏の宴
7月29日(土)日本橋社会教育会館にて
出演/古今亭文菊、春風亭昇也(落語)、のだゆき(ピアニカ芸人)
■公演前には久々にワークショップ実施
「はんこワークショップ」
たった30分、されど30分ということで、今回は初登場のはんこを自由に押す、ハンコワークショップを実施しました。タコやへんな犬、ミミズクや小紋柄、ハンサムな狼など、一風変わったスタイルのハンコも数多く、子供たちのみならず最後は大人も楽しそうに押していました。が、このハンコ、アーティストが彫ったそのままの現物を持ち込んでいるので、普通のハンコ以上に固く、押しづらい上に、布に押してもらうということにしたので、上手に押すことがなかなか難しいかったよう。次回以降、この点は十分に反省して、より楽しく、完成度高く押してもらえるように改善します。
■一席目 開口一番 春風亭昇也 演目/つる
こども寄席初登場となった春風亭昇太師匠のお弟子さんでいらっしゃる昇也さん。テンポよく話が進んで、モンキードライブの小話でしっかり子供たちの心を掴んでいました。その盛り上がりそのままに続いた演目は「つる」。このわかりやすい間抜けさのおもしろさは子供たちにぴったりだったようで、開場は大いに盛り上がっていました。昇也さんが勢いがあってよかった!というアンケートの声も多くいただきました。
■色物 のだゆき ピアニカ芸人
アンケートでも子供の字で「救急車がすごかった」とか「プロの技をみられてよかった」という言葉が多く飛び交っていたのはこののだゆきさんのピアニカ芸。今回、会場の子供たちの年齢がやや低かったこと、初めてのこども寄席というお客様も数多くいらっしゃったので、この音を巧みにあやつる芸は大いにうけていたよう。にこやかに、落ち着き払って、面白いことをいうのだゆきさんの芸風は大人の方にもおおウケだったかと思います。
■二席目 古今亭文菊 演目/子ほめ、長短
30分という実に中途半端な持ち時間で2席をやりきる。しかも、最初のうちは小さな子どもたちのぐずり声も多く聞こえて騒がしい中、時間を追うごとに少しづつ会場全体が文菊劇場に染められていくのが手に取るようにわかりました。最後10分ほどで披露された「長短」では、あのぐずっていた子供たちまでもがその影を潜めて、会場の目が師匠の仕草や落語に集中するという、本当に文菊師匠の落語の力を見せつけられたというか、飲み込まれた、そんな一席となりました。
■アンケートより
・公演の最後のじゃんけん大会がこども席だけというのはひどいです。改善したほうがいいと思います(子どもの字でした)
本当に申し訳ありませんでした!深く反省しまして、次回からは全員もしくは子供たち全員と訂正いたします!
・ちょっと幼児が多かったのかうるさかったです。
・泣いている子どもだけではなく、おしゃべりの絶えない子も退席させてほしいです。よく聞こえませんでした。
→そうですね。落語が初めての小さなお子様が多かったことで、最後はとてもガヤガヤしてしまいました。前説等でおしゃべりのNGや飽きてきたお子様はすぐにロビーへ、というお願いを周知したいと思います。
・前回と前々回とまくらがかぶっていたように思います。改善して欲しいです。
→なるほど、です。ですが、どういうマクラで話を進めていくのかまで、こちらで打ち合わせすることが難しいのが現状です。演目については、必ずこれまでのリストを見ていただいてその上で決めていただいておりますが、あえて同じ演目を選ぶ方もいらっしゃいます。ただ、落語家が違えば、話のおもしろさも違うのが落語の面白いところです。ぜひご了承いただければと思います。
・子どもがたくさんで騒がしい中、落語をされていることにただ感謝の気持ちで聞きました。子供たちにとって初めての落語でしたが、生で見ると迫力もあり、雰囲気もあり、ますます好きになったようです。ありがとうございました。
→いえいえ、そう思って下さるだけでこちらも感謝です。私も、こうした子供たちがいっぱいの中で本物の落語を一生懸命披露くださる落語家さんたちには頭が下がります。私自身、この落語家さんの噺を聞かせたいという思いだけでご本人に直接お願いしているのですが、素晴らしい落語家さんほど二つ返事で承諾してくださいます。人柄も含め、落語を堪能いただけると幸いです。