公演レポートReport

  • 2020.07.27

    明後日の落語会のこと

    写真は入船亭小辰

    ついに東京のコロナウィルス感染者が約300名となってしまった昨今。
    来月はどうなっているんだと、毎日気が気でない。
    これほどストレスに感じるなら中止にすべき、とも考えつつ、
    「やめる意味」「やる意味」を天秤にかけて考え続けています。

    感染者数の増加は気になりつつ、
    密にならない会場対策、落語という動きのないステージ、
    家族で笑い合える時間の大切さ…。

    この先はもうWITHコロナがベーシックになると思うと
    やれるだけの対策をして、やってもいいのでは…と思ったり。

    まだまだ悩みます。

    さて、長い前置きでしたが、
    実は明後日、超久しぶりに出張公演してきます。
    横浜近郊の30名以下の小さな集まりに笑いを届ける予定。
    出演は入船亭小辰さん。素晴らしい古典落語を聞かせてくれる若手です。

    儲けなどありませんが、開催できる喜びでいっぱいです。
    喜んでもらえるか楽しみです。

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  • 2020.07.16

    8月30日THEこども寄席夏の宴 正太郎さんのこと

    春風亭正太郎

    今日は、8月30日THEこども寄席夏の宴に出演いただく、
    もう一人の落語家、春風亭正太郎さんのご紹介を。

    私が最初に正太郎さんの落語を聞いたのは、
    鈴本演芸場での早朝寄席だったと思います。
    今から6~7年前のこと。
    正直それほど記憶に残る落語家さんではありませんでした。
    それが3年前くらいに再び寄席で落語を聞いたとき、
    えええ??この人誰?二つ目?誰のお弟子さん??と
    驚きを隠せないほど上達されていたのをはっきり覚えています。

    その進化はそれからずっと続いて、とうとう来年は真打ちに。
    しかも九代目春風亭柳枝という大名跡を継ぐことになるとは。
    きっと人気、実力ともども私の想像以上なのでしょう。
    しかも彼はこれからなお進化をとげるはずです。
    ますます目が離せない落語家の一人です。

    8月30日THEこども寄席 まだ予約受付中。
    コロナウィルス感染の拡大状況によっては、開催延期もしくは中止も検討しますが、
    ギリギリまで粘りたいと思います。
    (もちろん3密対策は十分対応いたします)

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  • 2020.07.15

    8月30日THEこども寄席 文菊師匠のこと

    古今亭文菊師匠にお願いしたい訳

    東京都のコロナウィルス感染者数が3桁になるたびに、
    ため息が止められない今日この頃です。
    来月末のこども寄席が少しでも安心できる状況で
    開催できるような状況になることを
    ただ切々と祈るばかりです。

    思い起こせば今年の初め、
    横浜の関内ホールで2月2日に開催した新春特別公演の時には
    落語会が開催できなくなるなんて思いもしませんでした。
    それから早5ヶ月…。コロナ禍でイベントは全滅…。
    もし落語会ができるなら、と日々妄想にふける中
    今年1度の落語会になってしまうとしたら…
    文菊師匠の落語を聞いて欲しい、と思いました。

    職業柄もあり、いろいろな師匠の落語を好きで聞きます。
    個人的には柳家喬太郎師匠や春風亭一之輔師匠も大好きです。
    でも、この師匠方は大人になってから聞いた方がずっと面白いに
    違いないと思わせる、独特の苦みというかアクを感じます。

    でも文菊師匠はちょっと違います。
    師匠の落語は古典で、紳士的で、いたって真面目。
    けれど本当におもしろくて、すごく笑えるのです。

    しかも、このおもしろさ、大人だけがわかるものかと思いきや、
    こども寄席に出演頂く度に、子どもはみんな大爆笑しているんです。
    文菊師匠の落語は、子どもだからって何かが変わるわけではなく、
    大人とほとんど同じ。

    これこそまさに真の落語のおもしろさなのかと唸ってしまいます。

    上品の塊みたいで、正統派の古典落語なのに
    めちゃくちゃおもしろい落語…。
    気になりますよね。

    百聞は一見にしかず。
    ぜひ8月30日、見に来て下さい。
    まだお席あります!

    THEこども寄席夏の宴の公演詳細はこちら

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  • 2020.07.14

    8月30日THEこども寄席 7月のメルマガ(公演詳細)

    古今亭文菊

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    THEこども寄席通信6月号
    先着100名様限定開催 2020年8月30日(日)
    THEこども寄席2020年夏の宴 先行予約開始

    □□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■

    8月30日のTHEこども寄席の開催について
    皆さま、いかがお過ごしでしょうか。 小中学校も再開し、通常の生活リズムに戻りつつも、
    東京のコロナウィルス感染者数がかなりいるという、この事実。 本当に悩ましい限りです。

    それでも来月8月30日(日)に深川江戸資料館の小劇場にて開催する
    THEこども寄席夏の宴、先行予約開始いたします。
    もちろん、現場は密にならないよう、集客人数は通常の半数以下とし、
    消毒はもちろん、検温の徹底、体調不安のお客様の事前確認など
    出来る対応はすべて徹底的にやる、という前提のもとでの開催となります。

    さらには、コロナウィルスの感染拡大状況次第では突然の中止も念頭に置き
    いつもとは異なる3通りの予約方法をご用意しております。
    詳しくは下記を参照下さい。

    夏の宴の注目は真打昇進決定の春風亭正太郎さん

    3月から続くコロナ禍では家族でのお出かけも少なくなってしまったはず。
    そんな時だからこそ、ぜひご家族皆さんで笑って欲しい! 
    そんな思いから厳選に厳選を重ねて落語家さんを選びました。

    まず一番にお願いしたのは、古今亭文菊師匠。
    師匠の古典落語はこれほどまでに美しく、それでいて笑いが絶えないという、
    超一流の話芸と言っても過言ではありません。

    さらに、注目は春風亭正太郎さん。
    当方でも多々ご出演頂いている若手落語家さんですが、
    来年3月に真打ち昇進が決定。
    さらには大名跡である九代目春風亭柳枝を襲名されます。
    彼の落語を聞いた方は、この大躍進にも納得頂けるはずです。

    色物にはサイレントパフォーマーのゼロコが出演。
    無音なのに超絶に面白い彼らのライブも必見です。

    今回は3通りのチケットをご用意

    日時/2020年8月30日(日)
    場所/深川江戸資料館 小劇場
    出演者/古今亭文菊、春風亭正太郎(落語)、ゼロコ(サイレントパフォーマー)
    時間/(午前の部)10時半開場 11時開演 (午後の部)14時開場 14時半開演
    チケット代
    予約チケット1 お振り込み対応の方 大人2000円 子ども1500円
    予約チケット2 当日お支払いの方  大人2300円 お子様1700円
    予約チケット3 配信でご覧になる方 一律1500円※1
    ※1 配信チケットのご予約は後日詳しくご案内する予定です

    THEこども寄席の予約に際して
    新型コロナウィルスの蔓延状況によっては
    開催の延期や中止が考えられます。予めご了承下さい。
    ※お振込前までのキャンセルについては無料で承ります。
    また前日のキャンセルでも、
    ご連絡頂ければ次公演を半額にてご案内致します。
    ※4歳以下で膝上鑑賞のお子様は無料となります。
    ※三密解消対策により、先着100名さま限定となります。
    ※ファミリークラブ会員の方は、
    チケット1(事前振込)なら3500円→2500円
    チケット2(当日)なら4000円→3000円となります。
    ※全席指定

    予約方法について
    その1 otoiawase@childeye.jpへメールで申し込む
    その2  kodomoyose.jp のお問い合わせメールフォームから

    お申し込みの際は、公演名、ご予約者名、参加人数(大人、子ども)
    希望公演時間(午前・午後)、こども専用席の有無、
    予約の種類(チケット1~3のいずれか) また、必ず連絡先を明記ください。
    1週間以内に予約確認のメールを返信いたします。
    (1週間以内にメールがない場合には再度お申し込み下さい)

    正直、東京の新型コロナウィルス感染者数が3桁なら 開催を中止しようかとも悩み中。
    ただ、開催できるようなら開催したい!
    皆さまの笑いのパワーがプラスのエネルギーになることは 間違いないと思います。
    THEこども寄席が、猛暑で、いつもより短い夏休みの
    思い出の 一つになりますよう祈っております。

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  • 2020.07.13

    8月30日 THEこども寄席夏の宴やります

    古今亭文菊

    春風亭正太郎

    東京のコロナウィルス感染者が100人を超えていることが強烈に気になりますが、

    8月30日(日)THEこども寄席夏の宴 開催決定です。
    昨日からメルマガ会員さまの先行予約がはじまりました。
    場所は深川江戸資料館の小劇場となります。

    ただ…条件が厳しいのです、コロナ禍なので。

    まず、予約数が100名限定。230名近く入るホールですが、
    最大で100名とし、密にならないような配席となります。

    もちろん検温、体調チェック、消毒してからの入場となります。

    さらには、お客様の安全第一を考え、
    このまま3桁数の感染者数が続いた場合には、
    最悪延期という判断もありえます。

    こんな状況下でも、
    おかげさまで午前・午後あわせて6割近くの予約が埋まっておりますー。

    しかも、予約のメールには「待ってました!」とか
    「今年の夏の唯一のお出かけです」とか
    うれし涙が出てしまうコメントがたくさん。
    本当にいいお客様ばかりです。

    明日は、今回の目玉である、文菊師匠と正太郎さんをご紹介します。
    8月の公演当日まで、毎日更新!?する予定です。
    頑張ります!!

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  • 2020.04.23

    おすすめ動画 その2 春風亭一之輔チャンネル

    皆さんもきっと今の娯楽のひとつがYou Tubeなどの動画を見る、
    ということが多いと思います。
    子どもたちは制限がないと延々と見ていることにイライラすることもしばしば。

    我が家も同じ。うちは中高生の娘だけにひどい。
    ですが、最近は1日3時間の「デジタルダイエット」
    (スマホやテレビの放棄)をはじめ、
    長く見ていると「あー、頭がブスになる-」
    「目も悪くなって、耳も悪くなって老化が加速してる」と
    いじめています。あまり効果がないかもしれませんが。

    そんなふうにたしなめる一方で、
    今週から10日間限定で、楽しんでいる動画があります。

    それが「春風亭一之輔チャンネル」です。

    春風亭一之輔師匠という方はこども寄席にはお呼びしたことはありません。
    なぜなら、彼の落語はぜひ大人になって楽しんでほしい、と思うからです。
    私の敬愛してやまない柳家喬太郎師匠もそうです。
    落語は決してわかりにくい娯楽ではなく、家族で楽しめるものと思っています。
    が、それでも真打ちになると、それぞれの落語家ならではの持ち味が深まっていきます。
    一之輔師匠の味わいは複雑で、やや苦みに加えて驚きのある複雑な味わい、
    それでいて絶妙なゆるさがなんとも心地いいという…。
    そのおもしろさはぜひ大人になって味わって頂きたいです。

    この一之輔師匠、落語界の中でも一二を争う人気者。
    その師匠が、本来コロナ騒動がなければ、上野の鈴本演芸場の夜の部で
    トリをとる(※一番最後の出番のこと)はずだった、ということで、
    それなら同じ頃に同じ気持ちで落語をやりましょう、という
    ことから始まった10日間限定の生ライブ配信です。

    初日は「あー、初天神かぁ」と思いきや「団子屋政談」という大岡裁きになるという、
    予想外の展開。しかも1時間以上の長い一席となりました。

    二日目は「粗忽の釘」。わりとお馴染みの一席にも関わらず、
    細部に一之輔師匠ならではのひねりが
    加えられていて、さすがのおもしろさでした。

    さて今日はどんな一席なのか?正直、生で見た方が圧倒的におもしろいですが、
    まずはお試しにぜひ生ライブ、堪能くださいませ。

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  • 2020.04.18

    こども寄席からおすすめ動画「ボクかっぱ巻き」


    STAY HOMEの毎日、いかがお過ごしでしょうか。

    今日配信のこども寄席のメルマガでは、おすすめの動画を2つご紹介したので、こちらでもお知らせしておきます。
    ご家族で楽しめる、こども寄席ゆかりの方々の動画の中から2つセレクトしました。

    ★遠峰あこさんが作った「ボクかっぱ巻き」のミニアニメ動画 ボクかっぱ巻き 完全版
    ※バージョンアップしたようで、メルマガでお知らせしたアドレスと変わってしまったようです。申し訳ありません。

    遠峰あこさんは、こども寄席にもご出演頂いた歌い手さんで、ご自身でも たくさん唄を作られています。このかっぱ巻きの歌もこども寄席で披露された一曲。 NHKのみんなの歌みたいな構成で、めちゃ楽しいアニメーションがついて、 楽しい動画に仕上がってます。こども寄席再開したときにはまた歌って欲しい!!

    ★今や日本で一番チケットが取れない講談師に 神田伯山ティ-ビィ-
    テレビやラジオで大人気の講談師といえば、六代目神田伯山ですが、 こども寄席には神田松之丞の時代に本当によくご出演頂きました。 彼の講談は別格で、講談を知らない人でもぐーっと強い引力で 話に惹きつけられてしまいます。 この伯山TVでは襲名披露興行の様子や貴重な彼の講談を聞くことができます。 特にオススメは襲名披露興行密着の5日目(密着#05)と中村仲蔵の一席。 どちらも目が釘付けになるおもしろさ。見逃せません。

    来月もまたこども寄席としておすすめの動画情報など、ご案内したいと思います。

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  • 2020.04.02

    4月26日THEこども寄席春の宴 開催中止します

    今度の4月26日(日)に開催予定で進めておりました
    「THEこども寄席春の宴 人気若手落語家の4競演ですよ」ですが、
    昨今のコロナウィルス感染状況とそのリスクを考慮し、ギリギリの決定ですが、
    開催を中止とさせて頂きます。

    午前も午後も300名近いのお客様のご予約を頂いておりました。
    皆さまに笑いをお届けできないのは残念な限りです。
    ご予約頂きました皆さまには、開催中止の決定が遅くなりましたこと
    深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。
    (なお、チケットぴあにてチケットをお求め頂きましたお客様には、
    チケットぴあのほうから、4月10日までに入場料払戻しのご案内をさせて頂く予定です。
    今しばらくお待ちください)

    なお、こちらの公演の振替公演については開催未定となっております。

    本当に苦渋の決断でした。
    今、ほとんどの落語会が中止となり、多くの落語家さんの収入が止まっております。
    子どもたちが抱えたストレスを笑いで発散してほしい!!
    ナチュラルに免疫力アップして欲しい!など、
    いろいろ思うところはありましたが、皆さまの命には代えられません。
    今はただ、じっと嵐が過ぎ去ることを見守るばかりです。

    <追伸>
    今回ご出演予定の皆さまに私どものほうから些少なりキャンセル料をお支払いしようとご連絡したのですが、
    すべての出演者さまから「大丈夫ですよ」とお声かけ頂きまして…。
    皆さんのほうがずっと大変な状況であるのに、その優しさとお心のあたたかさに、ただ脱帽でした。
    絶対にリベンジするぞーーーーー!!!!!

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  • 2020.02.13

    THEこども寄席2020新春公演 横浜公演レポート

    2020年2月2日(日)
    場所/横浜館内ホール
    出演/林家彦いち、柳家緑太(落語)、柳貴家雪之介(太神楽)、誕生獅子保存会

    【公演前イベント】飴細工&まちがい探しトライアル

    横浜公演では、ロビーが狭く、日本橋のような公演前のイベントが開催出来ません。その代わりではありませんが、飴細工の実演&販売と
    まちがい探しトライアルをご家族が協力して挑戦するというイベントを実施しました。壁に掲示された6つの間違いが隠されたイラストを
    見つめながらの家族会議は何とも楽しげ。30組の正解ファミリーに粗品を贈呈させて頂きました。

    【前座】誕生獅子保存会

    もう10年以上のお付き合いになる、誕生獅子保存会の皆さん。毎年お正月公演に出演して下さることもあり、
    もう何度か見たことがあるお子さんもいたりして、ほとんどの子どもが大人しく頭をかんでもらっていました。
    その一方、獅子舞が会場の席近くまでやってくる!とわかるやいなや、張り裂けんばかりに泣きわめくお子さんも。
    大人が苦笑いするご家族もいらっしゃいました。これもまたお正月の風物詩となっています。

    【落語 1席目】柳家緑太/桃太郎

    こども寄席は初登場の緑太さん。簡単な落語指南につづいて、蕎麦を食べる所作を実際の高座の上でやろうとワークショップを呼びかけました。やる気満々で、指名する間もなくステージに上がって挑戦しはじめる子どもに緑太さんは真剣に突っ込みを入れるシーンも(笑)。子どもたちのリアクションは天然だけに本当に面白く、大いに一席目を盛り上げてくれました。落語のほうも子どもが主役の噺だったせいか、笑いも多くなごやかな雰囲気に包まれていました。

    【色物 太神楽】柳貴家雪之介

    こちらも初登場となった太神楽の雪之介さん。実姉である小雪さんはTHEこども寄席の第二回目に登場頂いたというご縁のある方。たくさんある見所の中でも、やはり出刃包丁を使ったバランス芸は一部のアンケートに「危なくないですか???」と心配な声もあがるほどの迫力ぶり。(これまでもミスやトラブルはないとのことです。)いずれの芸も美しく、そしてドキドキ&ハラハラも加わって、拍手するのも忘れて見入る様子が見られました。

    【落語 2席目】林家彦いち/狸札

    こども寄席には2年ぶりの登場となった彦いち師匠。横浜公演には初登場です。師匠の話は特にその熱がストレートに子どもに伝わるのか、師匠を見る子どもたちの目がキラキラしているのがはっきり見て取れました。落語のほうでは狸のボケっぷりに子どもたちの笑いがとまらず、会場はずーっと笑い声がたえない空間に。まさに彦いちパワーが会場を包み込んで、笑いのエネルギーで満たされているような、素晴らしい締めとなりました。

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  • 2020.02.01

    THEこども寄席2020年新春公演 1月5日公演レポート

    1月5日の日本橋公演、2月2日の横浜公演の両公演は無事終了いたしました。ほぼ満席のご来場を頂き、心より御礼申し上げます。

    2020年1月5日(日)
    場所/日本橋公会堂
    出演/立川談笑、立川吉笑(落語)、林家正楽(紙切り)、誕生獅子保存会

    【公演前イベント】ミニ縁日

    すでにお馴染みである公演前に開催される「ミニ縁日」。どうしても参加されるお子様の数に対して、
    ミニ縁日を開催できるスペースが限定されてしまうために大混雑してしまうのが常です。
    お客様の声の中にも「ミニ縁日の混雑を何とかしてほしい」というリクエストがあり、いつも頭を悩ませています。
    が、お客様の入場を制限するのもおかしいし、ミニ縁日の内容を縮小して、射的と型抜きだけ、
    みたいにしても楽しくないだろうし…。
    こちらの悩みは今年も継続していましたが、楽しそうに遊ぶ子どもたちの顔が見られたことだけが救いでした。

    【前座】誕生獅子保存会

    もう10年以上のお付き合いになる、誕生獅子保存会の皆さん。毎年お正月公演に出演して下さることもあり、
    もう何度か見たことがあるお子さんもいたりして、ほとんどの子どもが大人しく頭をかんでもらっていました。
    その一方、獅子舞が会場の席近くまでやってくる!とわかるやいなや、張り裂けんばかりに泣きわめくお子さんも。
    大人が苦笑いするご家族もいらっしゃいました。これもまたお正月の風物詩となっています。

    【落語 1席目】立川吉笑/狸札(たぬさつ)(午前)、親子酒(午後)

    独特のテンポと節回しで子どもたちを高座に惹きつける吉笑さん。若い人たちの間では、吉笑さんのロジカルな新作落語が人気ですが、
    子どもたちにはわかりやすい古典落語をセレクト。親子酒は席亭からのリクエスト。お酒の噺は子どもたちにも
    案外わかりやすく、笑ってもらえます。そのひどい酔っ払いぶりからは「あんなふうになるんだなー」という人生の教訓も受け取ってくれたかな(笑)。

    【色物 紙切り】林家正楽

    2年連続の出演となった紙切りの神様、正楽師匠。子どもたちのアツイ声援にもなれたのか、
    騒がしいほどのリクエストにも楽しそうに応えてくれました。
    ほとんどの作品はその場でリクエストしたお子さんに差し上げてくれますが、後ほど福引き大会のとっておきの賞品にもなるとあって
    いつもの寄席の2倍は試し切りをしてくれる優しい師匠です。

    【落語 2席目】立川談笑/時そば(午前)、粗忽の釘(午後)

    初登場となる談笑師匠。子ども向けの会だからといって演目に遠慮することなくいい噺を選んで下さいました。
    それでも、小さな子どもが多い午前は、あらゆる蕎麦の食べ方を指南したり、
    銭の数え方の解説などを交えてくれるあたりはさすがの優しさでした。
    大人にあわせるか、子どもにあわせるかと難しい中で、今回は大人向けの正統派古典でビシッと締めて頂きました。

    カテゴリ:出演者情報
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