古今亭文菊
春風亭正太郎
東京のコロナウィルス感染者が100人を超えていることが強烈に気になりますが、
8月30日(日)THEこども寄席夏の宴 開催決定です。
昨日からメルマガ会員さまの先行予約がはじまりました。
場所は深川江戸資料館の小劇場となります。
ただ…条件が厳しいのです、コロナ禍なので。
まず、予約数が100名限定。230名近く入るホールですが、
最大で100名とし、密にならないような配席となります。
もちろん検温、体調チェック、消毒してからの入場となります。
さらには、お客様の安全第一を考え、
このまま3桁数の感染者数が続いた場合には、
最悪延期という判断もありえます。
こんな状況下でも、
おかげさまで午前・午後あわせて6割近くの予約が埋まっておりますー。
しかも、予約のメールには「待ってました!」とか
「今年の夏の唯一のお出かけです」とか
うれし涙が出てしまうコメントがたくさん。
本当にいいお客様ばかりです。
明日は、今回の目玉である、文菊師匠と正太郎さんをご紹介します。
8月の公演当日まで、毎日更新!?する予定です。
頑張ります!!
皆さんもきっと今の娯楽のひとつがYou Tubeなどの動画を見る、
ということが多いと思います。
子どもたちは制限がないと延々と見ていることにイライラすることもしばしば。
我が家も同じ。うちは中高生の娘だけにひどい。
ですが、最近は1日3時間の「デジタルダイエット」
(スマホやテレビの放棄)をはじめ、
長く見ていると「あー、頭がブスになる-」
「目も悪くなって、耳も悪くなって老化が加速してる」と
いじめています。あまり効果がないかもしれませんが。
そんなふうにたしなめる一方で、
今週から10日間限定で、楽しんでいる動画があります。
それが「春風亭一之輔チャンネル」です。
春風亭一之輔師匠という方はこども寄席にはお呼びしたことはありません。
なぜなら、彼の落語はぜひ大人になって楽しんでほしい、と思うからです。
私の敬愛してやまない柳家喬太郎師匠もそうです。
落語は決してわかりにくい娯楽ではなく、家族で楽しめるものと思っています。
が、それでも真打ちになると、それぞれの落語家ならではの持ち味が深まっていきます。
一之輔師匠の味わいは複雑で、やや苦みに加えて驚きのある複雑な味わい、
それでいて絶妙なゆるさがなんとも心地いいという…。
そのおもしろさはぜひ大人になって味わって頂きたいです。
この一之輔師匠、落語界の中でも一二を争う人気者。
その師匠が、本来コロナ騒動がなければ、上野の鈴本演芸場の夜の部で
トリをとる(※一番最後の出番のこと)はずだった、ということで、
それなら同じ頃に同じ気持ちで落語をやりましょう、という
ことから始まった10日間限定の生ライブ配信です。
初日は「あー、初天神かぁ」と思いきや「団子屋政談」という大岡裁きになるという、
予想外の展開。しかも1時間以上の長い一席となりました。
二日目は「粗忽の釘」。わりとお馴染みの一席にも関わらず、
細部に一之輔師匠ならではのひねりが
加えられていて、さすがのおもしろさでした。
さて今日はどんな一席なのか?正直、生で見た方が圧倒的におもしろいですが、
まずはお試しにぜひ生ライブ、堪能くださいませ。
STAY HOMEの毎日、いかがお過ごしでしょうか。
今日配信のこども寄席のメルマガでは、おすすめの動画を2つご紹介したので、こちらでもお知らせしておきます。
ご家族で楽しめる、こども寄席ゆかりの方々の動画の中から2つセレクトしました。
★遠峰あこさんが作った「ボクかっぱ巻き」のミニアニメ動画 ボクかっぱ巻き 完全版
※バージョンアップしたようで、メルマガでお知らせしたアドレスと変わってしまったようです。申し訳ありません。
遠峰あこさんは、こども寄席にもご出演頂いた歌い手さんで、ご自身でも たくさん唄を作られています。このかっぱ巻きの歌もこども寄席で披露された一曲。 NHKのみんなの歌みたいな構成で、めちゃ楽しいアニメーションがついて、 楽しい動画に仕上がってます。こども寄席再開したときにはまた歌って欲しい!!
★今や日本で一番チケットが取れない講談師に 神田伯山ティ-ビィ-
テレビやラジオで大人気の講談師といえば、六代目神田伯山ですが、 こども寄席には神田松之丞の時代に本当によくご出演頂きました。 彼の講談は別格で、講談を知らない人でもぐーっと強い引力で 話に惹きつけられてしまいます。 この伯山TVでは襲名披露興行の様子や貴重な彼の講談を聞くことができます。 特にオススメは襲名披露興行密着の5日目(密着#05)と中村仲蔵の一席。 どちらも目が釘付けになるおもしろさ。見逃せません。
来月もまたこども寄席としておすすめの動画情報など、ご案内したいと思います。
今度の4月26日(日)に開催予定で進めておりました
「THEこども寄席春の宴 人気若手落語家の4競演ですよ」ですが、
昨今のコロナウィルス感染状況とそのリスクを考慮し、ギリギリの決定ですが、
開催を中止とさせて頂きます。
午前も午後も300名近いのお客様のご予約を頂いておりました。
皆さまに笑いをお届けできないのは残念な限りです。
ご予約頂きました皆さまには、開催中止の決定が遅くなりましたこと
深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。
(なお、チケットぴあにてチケットをお求め頂きましたお客様には、
チケットぴあのほうから、4月10日までに入場料払戻しのご案内をさせて頂く予定です。
今しばらくお待ちください)
なお、こちらの公演の振替公演については開催未定となっております。
本当に苦渋の決断でした。
今、ほとんどの落語会が中止となり、多くの落語家さんの収入が止まっております。
子どもたちが抱えたストレスを笑いで発散してほしい!!
ナチュラルに免疫力アップして欲しい!など、
いろいろ思うところはありましたが、皆さまの命には代えられません。
今はただ、じっと嵐が過ぎ去ることを見守るばかりです。
<追伸>
今回ご出演予定の皆さまに私どものほうから些少なりキャンセル料をお支払いしようとご連絡したのですが、
すべての出演者さまから「大丈夫ですよ」とお声かけ頂きまして…。
皆さんのほうがずっと大変な状況であるのに、その優しさとお心のあたたかさに、ただ脱帽でした。
絶対にリベンジするぞーーーーー!!!!!
3月はコロナウィルスの影響で、当方でプロデュースしております「みんなの落語会」も今月はおやすみ、その他の出張公演もことごとく延期や中止。今はただ、いつもの生活が1日も早く戻ることを切に祈りつつ、4月26日のTHEこども寄席春の宴の準備をスタートしております。
そんな中、3月8日に都内の寄席である浅草演芸ホールに落語を聞きに行ってきました。
今は池袋演芸場で神田伯山襲名披露興行が行われており、かなり賑わっているのですが、そちらもかなり気になりつつ浅草へ。
今の浅草は週末でも街は閑散。寂しい限りです。ですが、この日の寄席の中はかなりの混雑。
それもそのはず!突然、代演が重なり、橘家喬太郎師匠と春風亭一之輔師匠がご出演されることになったのです。
こちらがお目当ての方はかなり多くて、会場は若い落語ファンでいっぱいでした。
実は私のお目当ては別におりまして。こども寄席でもお馴染みの林家正楽師匠です。
つい最近に「芸術選奨文部科学大臣賞(大衆芸能部門)」を受賞されたのです!
いずれは人間国宝、というのが私の口癖ですが、この賞もまた素晴らしいです。
この記念すべき月に、ぜひ私もリクエストして切ってもらいたい!!!!!と、
本当に勇気を振り絞って大声張り上げてみました。
で、めでたく叶ったわけです。幸せ~。この作品が何であるか、一目瞭然ですよね。
横顔ですが、本当にそっくりです。はぁ、ただただ脱帽でございます。